旅行をあまりしないNY在住ソフトウェアエンジニアのクレジットカード布陣を紹介する

はじめに

こんにちは、今回はクレジットカードの布陣をシェアしてみようと思います。紹介用のリンクも貼っておきます。

日本語でシェアされているアメリカのクレジットカードの情報は、(主に日本に)頻繁に旅行し、米国外でクレジットカードを使用することが前提のであることが多いです。そういった用途が多い方はこれらの記事がとても参考になると思います。

www.hataraku-america.com

t.co

私の場合、

  • 飛行機を使った旅行は年1-2回
  • 日本に滞在する場合1ヶ月未満が多い
  • 車を持っていない
  • 扶養する家族がいない

といった背景から、消費は額の大きい順から以下のカテゴリーに分けられます。

  • (住居費)
  • 食料品
  • 外食
  • 日用品(主にAmazon)
  • 電気/水道/電話
  • 交通費
  • ストリーミングサービス(SpotifyNetflixなど)

旅行用のマイルをためることはせず、これらの用途で最大限のキャッシュバックを得られるカードを持つことに力を注いでいます。

このうち、住居費はクレジットカードで払えない場合が多い(賃貸の場合は特に払える場合もあり)ので、クレジットカードの使用対象外とします。

また、海外旅行をほとんどしないので、米国外でのクレジットカードの使用にかかる手数料は考慮しないものとします。特に今はCOVID19によるパンデミックの最中なのであんまりメインの消費になっていないです。1、2年したら状況が変わるかもですが。

ビジネスカードは使ってません。が、考え始めています。

あと、おそらくこの布陣は現時点で最適解ではないです。探せばもっといいものがあると思います。まだまだ勉強中です。

持っているカードたち

これらをふまえ、私が今持っているクレジットカードは以下の通りです。

のちに説明しますが、最近は最初の二つしか使ってません。

American Express Blue Cash Preferred

(紹介リンク)

年会費が$95かかるカードです。

初回6ヶ月のうちにAmazonでの買い物は20%キャッシュバックされます(キャッシュバックの上限は$200)。また、初回6ヶ月以内にこのカードを使って$3000分の買い物をすると、$200キャッシュバックされます。

普段の食料品の買い物は6%(上限$6000/年)、ストリーミングサービスの支払いが6%、乗り物の支払いの3%、ガソリンの支払いの6%、そのほかの買い物の1%がキャッシュバックされます。

これを上の消費のカテゴリーに当てはめると以下のようになります。

  • 食料品 - 6% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
  • 外食
  • 日用品(主にAmazon)
  • 電気/水道/電話 - 1% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
  • 交通費 - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
  • ストリーミングサービス - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)

Amazon Prime Rewards Visa Signature Card

年会費無料のAmazonがChaseと提携して発行しているカードです。

ウェルカムボーナスでAmazonギフトカード$150がもらえます。

AmazonとWhole Foodsの買い物が5%キャッシュバック、レストラン、ガソリン、ドラッグストアでの買い物が2%キャッシュバック、その他の買い物が1%キャッシュバックされます。

これを上の消費のカテゴリーに当てはめると以下のようになります。

  • 食料品 - 6% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
  • 外食 - 2% キャッシュバック(Amazon Prime Rewards Visa)
  • 日用品(主にAmazon) - 5% キャッシュバック(Amazon Prime Rewards Visa)
  • 電気/水道/電話 - 1% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
  • 交通費 - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
  • ストリーミングサービス - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)

American Express Blue Cash Everyday

(紹介リンク)

年会費無料のカードです。上に書いたAmex Blue Cash Preferredの下位互換です。

普段の食料品の買い物は3%(上限$6000/年)、ガソリンの支払いの2%、デパートでの支払いの2%、そのほかの買い物の1%がキャッシュバックされます。

Discover It

(紹介リンク)

Discoverが発行している年会費無料のカードです。

ウェルカムボーナスは無く、四半期ごとに5%のキャッシュバックを受けれる消費のカテゴリーが変わります。外食が5%のキャッシュバックになる時があるので、その時には使っています。

Apple Card

AppleGoldman Sachsが提携して発行している年会費無料のカードです。カード会社はMasterCardです。

1~3%ほどのキャッシュバックが何かしらの買い物にあったはずですが、あまりImpressiveでなかった記憶があり、覚えていません。

私のクレジットカードの歴史と由来

ご覧の通り、5枚あるカードの内、実際に使っているのは2枚だけです。これには理由があります。

私が初めてアメリカで作ったカードがDiscover Itです。このカードのいいところは、審査の基準がかなりゆるいことです。当時クレジットヒストリーが全くなかった私でも作れましたし、周りの高校生や大学生でも作りやすいとの評判でした。

半年ほどしてから、クレジットスコアを伸ばすにはどうしたらいいかを考え、クレジットの許容枠/額を増やすことにしました。クレジットスコアには支払い履歴、使用率(許容額のうち、いくら使っているか、低い方がいい)などが関係してきます。クレジットの許容額を上げることで使用率を下げようと考えたわけです。この時点でAmerican Express Blue Cash EverydayとApple Cardを手に入れました。

American Express Blue Cash EverydayはDiscover Itに次いで、もしくは同じレベルで審査の基準がゆるいです。Apple Cardはその次に審査の基準がゆるい印象です。確か、この時点でクレジットスコアが720あり、Amazon Prime Rewards Visaにも申し込みましたが、リジェクトされました。

そこからさらに半年ほどして、クレジットスコアが750程度になったので、Amazon Prime Rewards Visaに申し込み、アクセプトされ、同時期にAmerican Express Blue Cash Preferredにも申し込み、そちらもアクセプトされ、現在はその二つを使っているという状況です。Amazon Prime Rewards Visaは審査基準が良くわからないと言われていて、スコアが800ある友人でもリジェクトされてたりします。ちなみにAmerican Expressは確かカードのUpgradeか何かのサービスがあって、クレジットヒストリーの長さを保ったまま、持っているカードより上のグレードのカードに交換できる、というサービスがあった気がします。私は普通に気づかず新しいのを申し込みました。。

まとめ

メインのカード二つでほとんどの出費をカバーしています。

  • 食料品 - 6% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
  • 外食 - 2% キャッシュバック(Amazon Prime Rewards Visa) OR時々5%キャッシュバック(Discover It)
  • 日用品(主にAmazon) - 5% キャッシュバック(Amazon Prime Rewards Visa)
  • 電気/水道/電話 - 1% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
  • 交通費 - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
  • ストリーミングサービス - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)

外食と電気/水道/電話に有利なキャッシュバックがあるカードを探しています。

クレジットヒストリーがないという方は、審査のゆるいカードから初めて、スコアを上げつつ、よりキャッシュバックの多いカードに乗り換えていくのが王道だと思います。

審査のゆるさ(主観込み):

Discover It ≥ American Express Blue Cash Everyday ≥ Apple Card > American Express Blue Cash Preferred ≥(?) Amazon Prime Rewards Visa

紹介リンクたち

Discover It: https://refer.discover.com/s/hikarmn?advocate.partner_share_id=5831958717

American Express Blue Cash Everyday: http://refer.amex.us/HIKARM77MJ?xl=cp19

American Express Blue Cash Preferred: http://refer.amex.us/HIKARMYtsN?xl=cp19

アメリカで初めてパスポートを更新した in ニューヨーク日本領事館

背景

パスポートの有効期限が近づいていたので、初めてアメリカで更新することになりました。

手順の確認

基本的な手順についてオンラインで調べました。(2021年2月時点での情報ですので、最新の情報は領事館のウェブサイトで確認することを強くお勧めします。)

私の住んでいる住所はニューヨークの日本領事館管轄下に入りますので、在ニューヨーク 日本領事館のウェブサイトで手順を学びました。https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

自分がどこに住んでいるかによって、管轄する領事館が違います。自分の居住地がどこの領事館の管轄下かはここで確認できます。https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/l/03.html

必要書類の準備

ウェブサイトによると、

  • 一般旅券発給申請書 1通
  • 現在のパスポート
  • 写真 1葉
  • 米国滞在資格を確認する書類

が必要になります。また、戸籍内容に変更がある場合や、現在のパスポートが有効期限切れの場合、戸籍謄本が必要になるそうです。詳しくは領事館のウェブサイトに載っています。

一般旅券発行申請書は領事館の受付に置いてあり、その場で記入することもできます。私はそうしました。ダウンロードして記入済みのものを持っていくこともできます。

写真は近所のCVS(ドラッグストア)で撮ってもらいました。日本のパスポート写真の規格に対応しているのか(顔の大きさは写真に対して何%出なければならない等)は、全て自動で機械が判断してくれるようでした。

具体的には、CVSの店員さんにパスポートの写真を撮ってもらいたいんですが、と声をかけます。すると大抵デジカメで撮ってくれます。その写真データをCVSの写真を現像するための機械に取り込みます。そして、機械上で、パスポート写真を選択します。その際にどの国の規格か、とかも聞かれます。それらを選択し終わったら、現像したものが出てきます。20ドルくらいだった気がします。思ってたよりスムーズで拍子抜けしました。

米国滞在資格を確認する書類は学生ビザで滞在している人はI-20を見せるよう言われたりします。

電話予約

必要書類が準備できたら、電話で領事館に行く時間を予約します。これは新型コロナウイルス禍での措置のようです。領事館から定期的に送られてくるメールに詳細が載っています。ウェブサイトからも確認できます。https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/l/01.html 平日の午後にかけて、3回目くらいで繋がりました。対応の方は日本語でした。なかなか繋がらないと思ったら、違う時間帯に何回かかけ直すのがいいかなと思います。

申請に領事館へ

領事館はグランドセントラル駅の近くのオフィスビルの中にあります。Capital One(アメリカで良く知られた銀行)のオフィスが入っているビルなので、入り口にわかりやすくCapital Oneと書いてあります。一階の入り口にはセキュリティの方がおられます。

goo.gl

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領事館の入ったビルの入り口からの景色、MetLifeのビルが目印です。

一階の受付で、用件を伝えます。受付の方は日本語と英語両方対応可能のようでした。すると、係の方に案内され、エレベーターに乗ります。エレベーターを降りると、すぐそこがオフィスです。

オフィスは結構広いです。病院の待合室みたいなところに似てて、椅子やソファがあり、奥に窓口が並んでいるという感じです。

オフィスの入り口で手荷物検査をし、整理券を受け取ります。

前述の一般旅券発給申請書を持ってきていない場合は、その場で記入します。自分の整理券に書かれている番号が呼ばれたら、窓口まで行き、手続きをします。スタッフの方はとても親切でした。

手続きの際に、パスポートの更新の申請しましたよ、ということを証明する紙をもらいます。この紙は新しいパスポートを受け取る際に必要なので無くさないようにしましょう。この紙に、新しいパスポートを何月何日以降受け取れるか書いてあります。

受取に領事館へ

受取の際は、申請と違い、電話予約は必要ないです。ウェブサイトで開館時間を確認し、その時間内に訪ねます。受取の際には現金が必要です。年によって料金が変わるようです。私の時は、10年用で145ドルでした。申請時と同じように窓口で手続きをし、新しいパスポートを受け取ります。

まとめ

思ったいたよりも全体的にスムーズでした!パスポートの更新とかめんどくさそうだなと先延ばしにしていましたが、行動に移せてよかったです。特にCVSで写真を撮るのとか、予想外に簡単でした。

おそらく一番めんどくさいのは電話予約の部分かな、と思います。まあそれも一回だけですが。

あと遠方に住んでいる方で、領事館に二回も行けないという方のために、郵送での事前申請的なこともできるそうです。詳しくは領事館のウェブサイトに載っているので、興味がある方は見てみてください。

あとあと、領事館のウェブサイトは必要なことが全部載っているので、何かしらの手続きの際には必見だなと思いました。領事館からのメールマガジンも大事なことを知らせてくれるのでおすすめです!

今回は以上になります。読んでくださり、ありがとうございました。

ニューヨーク市でCOVID19の検査が(保険に入っている人は無料で)めっちゃ気軽にできた

前書き

結構前にこの記事を書いたのですが、ポストするのをすっかり忘れていて時間が経ってしまいました。モメンタムが失われたかもですが、この記事が検査受けたことないから不安だ、と感じている方の助けになれば幸いです。

背景

かなり久しぶりに風邪っぽい症状が出てきたのでこれは新型コロナウイルスにかかったかも、と不安になり検査を受けました。

そもそも、平日は外に出ず、必要最低限の買い物を週末にする、という生活をしているので、かかったのは週末の買い物の時かな、などと考えていました。また、ルームメートとアパートを借りて住んでいるので、もしこれで私の検査の結果が陽性なら、どうやって自身を隔離しようかな、などと考えいていました。

調べる

まず、オンラインでどこで、どうやったら検査が受けられるのか、料金はいくらかかるのかを調べました。

検査をしている場所はオンラインで、自分の住所や郵便番号などを使って調べられます。ニューヨーク市の公式のウェブサイトから探せます。https://www1.nyc.gov/site/coronavirus/get-tested/covid-19-testing.page

薬局やUrgent Care(救急と一般の病院の間くらいの緊急性があるときに行く病院、メジャーなものとしてCityMDなどがある)で検査が行われています。また、移動式の検査所も見かけます。

市のウェブサイトに”The COVID-19 diagnostic test is safe, free, and easy. A nasal swab, oral swab or saliva sample may be used"と書いてありますが、場所によっては保険未加入者は有料なので事前に確認するのがいいと思います。また、鼻の奥の粘液をとって、それを調べる検査は、保険に入っている場合無料で、数日後に結果が出るのに対し、唾を調べる検査は(私の記憶では)、数時間で結果が出ますが、保険適用外のところもあります(保険なしで$150)。

予約する

検査を受ける場所にもよりますが、予約が必要なところもあります。

私は一番最初、平日の昼間に検査所の一つとして載っていた、近所のCityMDに予約なしで行きました。しかし、その日の分の検査はもう無いと言われました。そこで二番目に近かった薬局の検査所に予約なしで行ったところ、オンラインで予約をしてくださいと言われました。幸い当日中の別の時間に予約をして検査を受けることができました。

どこの検査所に行くにしても、事前にオンラインで予約するべきなのか、検査は実際にできるのかなど事前に確認しておいた方がいいなと感じました。

オンラインの予約の際に、自分が経験している症状などを聞かれました。

検査する

検査自体は結構ささっと終わります。検査所の人に検査に来ましたと伝えると、ささっと検査してくれます。検査のやつは両方の鼻に一方ずつ入れます。それで検査自体は終わります。

結果を知る

結果は大抵の場合、陽性の場合は電話がかかってきます。陰性の場合はオンラインで確認して終わりな感じです。結果はどのように知らされるのか、検査の時によく聞いておくのがいいかと思います。

私の場合は結果として陰性でしたので、オンラインで結果を確認して終わりでした。

ちなみにニューヨーク市では、ルームメートなどがいて、隔離ができない人のために、無料でホテルで一定期間隔離できたりするらしいです。これはTikTokで見かけた情報で、よく調べてないので本当かはわかりません。

まとめ

検査はかなり簡単でした。また、今調べたら、CVSでも検査できるみたいです。手軽でいいですね。

予約が必要かを事前に調べるのが大事だなと思いました。

読んでいただきありがとうございました。

米国の女性コンピュータサイエンス専攻向けコミュニティを紹介します

はじめに

米国の就活ではネットワーキングがものを言います。

社員が知人や知り合いを会社の空いているポストに推薦するリファラルをはじめとし、ネットワーキングをすることで、就活がよりスムーズに進みます。

ネットワーキングを上手くやるには、特定のグループやコミュニティに入ることも効果的です。コミュニティ内で新しい友人やメンターを探すのもいいでしょう。また、それらのコミュニティに向けて、会社が説明会などのイベントを開くこともあります。それらに参加するためにも、入っていて損はないでしょう。

以下、米国で女性のコンピュータサイエンス専攻の人向けのコミュニティを紹介します。無料です!(私は有料のものは使っていません。) 私が入っていて特に良かったものにはおすすめと書いています。

Rewriting the Code

大学学部生、大学院生向け。主にアメリカの女性CS専攻と繋がれる。

Facebookグループは非常にアクティブで、質問も気軽にできる。また、所属している学生の大学やインターン/就職先がバラエティにとんでいる。なので、例えば、ある企業で働くのに興味があるといったときに、質問を投げると誰かしらが反応してくれる。

所属している学生のモチベーションが高く、(私のような地方学生などには特に)いい刺激になる。いろいろな企業とコラボ/提携して説明会やリクリーティングイベントなどを行う。

フェローシッププログラムがあり、フェローは特に手厚く就活支援を受けられる。フェローシッププログラムは2021年春に中止となりました。(希望する人には区別なくサポートを提供するというコミュニティの目的のため)

オンラインのポータルも充実していて、イベントやワークショップを頻繁に行っているので是非。総合的に見て、とてもおすすめです!

teamrtc.org

Women Who Code

全世代の女性エンジニア、およびテック業界で働く女性向け。こちらも社会人が多め。今回紹介する中で一番規模が大きいコミュニティで、世界各地に支部がある。(Tokyoにも!)ワークショップやカンファレンスが頻繁に行われていて、プレゼンテーションやワークショップの種類も多様なので、得られる知見の幅が広いNo.1。

スタディグループやスラックのグループもニュービーにもウェルカムでとても良いんですが、私の特におすすめはジョブボードとメールマガジン

ジョブボード(womenwhocode.com/jobs)は、直接会社のポシジョンに応募できて、会社の採用ページから応募するよりも、反応があった気がする。

メールマガジン(メンバー登録したら送られてくる)は、イベントの告知はもちろん、Women Who Codeがスポンサー/関わっている、無料または割引で参加できるカンファレンスに関する情報が載っている。カンファレンスごとにGoogle Formがあり、そこに自分の情報を記入して応募する。私はこのシステムを活用して、2019年にニューヨーク市であったWomen Who Codeのカンファレンスに無料で参加させていただきました。(とても楽しかった。)

応募は気軽にでき、またカンファレンスのバラエティも豊富なので是非!

www.womenwhocode.com

Built By Girls

高校生、大学学部世向け。CS専攻を中心とした、テクノロジー分野に興味のある人たちのコミュニティ。

メンターシッププログラム(builtbygirls.com/about-wave)があり、自分の興味に応じて、テック分野でプロフェッショナルとして働くメンターとマッチする。そして、メンターと月一で相談やアドバイスを受けることができる。 私は一時期プロダクトマネジャーに興味があった時期があり、その際にAmazonでTechnical Program Managerとして働いている方とマッチして、PMについて学びました。また、DellのSenior Software Engineerの方にもメンターになっていただいて、SWEとして成長するためにはどうすればいいのかなどのアドバイスを受けました。

インターンシップがたくさん載っているジョブボード(jobs.builtbygirls.com/)があり、そこから会社のポジションに応募できる。あとは、スキルを身につけるためのイベントへの招待、テック業界内外のネットワークへのアクセスなど必要なサポートを受けることができる。

メンターシッププログラムがとてもおすすめです!

builtbygirls.com

Tech Ladies

全世代の女性エンジニア、およびテック業界で働く女性向け。学生の割合は前の二つと違い少なめ。有料のメンバーシップに入ることで、頻繁に開かれるワークショップやプレゼンテーションに参加し、知見を高めることができる。(私は入っていません)

コミュニティに所属する人向けのジョブボードがあり、私はすごく気に入っていた。そのジョブボードから直接会社のポジションに応募できる。ここのジョブボードから応募した方が、会社のホームページから応募するよりも、反応があった気がする。

なので、ここのジョブボードを活用するのがおすすめです!

www.hiretechladies.com

Girls Who Code

テクノロジーに興味がある小学生から大学生向けのプログラムを行う。プログラムは学年ごとに異なるが、大学生の場合、各大学でGirlsWhoCodeの支部(サークル的な)を作り、ネットワーキングができる。全米に支部があり、他の大学の人とも交流できる。

自分の大学でテックに興味がある女性むけのコミュニティを作りたい!なんていう人には特にうってつけです。

girlswhocode.com

Women Techmakers

全世代向けにGoogleが行うプログラム。テクノロジー分野の女性のためのコミュニティとリソースを提供いる。時々、奨学金のアプリケーションがオープンするのでチェックのが良き。私は最近知ったので、まだリサーチ中。

www.womentechmakers.com

アメリカの保険が良くわからない人向けに、これだけ覚えといたら耐えると思うことをまとめておく

はじめに

こんにちは、私はそこそこ長い期間アメリカに住んでいるにもかかわらず、保険の仕組みについてほぼ何も知りませんでした。保険の説明書見てもなんか良くわからない単語がたくさん並んでいるし、そもそも保険の仕組みがいまいちわかってなかったり、病院へ予約の電話をかけるのも恐ろしかったり、勉強で忙しかったりで、後回しにしていました。健康でしたので、年に一度日本へ行った際に病院を回って健康診断をした方が自分的にはイージーでした。

しかし、いつまでもそんなことは言ってられません。また、雇用にひもついてくる保険のオプションから、自分にあっているものを自分で選択する必要がありました。

ここには私のような人向けに、必要最低限分かっていたら大丈夫だろうと思われることを例を使って解説します。

知っておくのがマストな用語

Premium(プレミアム)

保険料のことです。保険会社に支払う料金で、雇用主によっては一部・全額負担してくれたりします。

ネットワーク

保険会社が契約している医師、病院、ラボなどのこと。

行く病院や医師が保険のネットワークに入っているかによって支払う医療費が変わる。

HMOとPPO

保険の種類の一つ。ざっくりいうと

  • HMO(Health Maintainance Organization): ネットワーク外の病院とか医師にかかると保険が全く効かない、専門医を受診するには主治医の紹介が必要、保険料が安め
  • PPO(Preferred Provider Organization): ネットワーク外の病院や医師にかかっても保険が効く、専門医を受診する際に主治医の紹介が要らない、保険料が高め

最近はこの二つの中間的なものもあったりするけどメジャーではないので割愛。

Deductible(免責額)

医療費が保険によってカバーされる前に、一定額自分で全額支払わなければならなかったりする。その金額のこと。800ドルだったり3000ドルだったり。

Coinsurance

支払った医療費がDeductibleを超えると保険が適用される。その際に、保険でカバーされる医療費の割合の残り、つまり医療費に大して患者が支払う払う割合のことを指す。10%だったり20%だったり。

Out of Pocket Maximum(自己負担限度額)

患者が支払った医療費が一定金額を超えると、そのあとは保険が全額保証してくれる。その金額のこと。自己負担をする最高額のこと。1500ドルだったり6000ドルだったり。

Copay

自分の保険が保証する医療サービスを受けたときに病院等に一定額支払う金額。サービスによって金額が違ったりする。また、サービスによっては一切払わなかったりして良くわからない、、、言われたら払う

例として、ある人がPPOの保険を持っているとしましょう。そして、

  • Deductibleは1500ドル
  • Coinsuranceは10%
  • Out of Pocket Maximumは3000ドル

としましょう。(これらの情報は保険に加入した際にもらえるベネフィットの説明書に書いてあり、また、各保険会社のポータルで、ウェブ上でも確認できます。

年の初めに健康診断のためにプライマリケア(主治医)に行くとしましょう。Copayを払うサービスの場合は診察を受ける前に受付で払うように言われます。そうでない場合は診察の日は何も払うものはなく、後日請求書がきます。その日は窓口で支払うものは何もないと、Copayではないんだなーとわかります。今回は、Copayを支払うよう言われなかったとします。

そして、診察をして帰宅して、数週間後に自分のもとに請求書が送られてきてそこで初めて自分がいくら払わなければならないのかわかります。請求書に書かれている金額が500ドルで、自分がその年に一度も病院に行っていなければ、シンプルに500ドル払います。(Deductibleの額に達していないので全額自分が払う)

その健康診断の後、専門医のもとにかかり、2000ドルの請求書がきたとしましょう。すると、請求された額は合計で2500ドルとなります。この額はDeductibleの額を超えます。Deductibleを超えた額から、Out of Pocket Maximumまでの額はCoinsuranceのパーセンテージに基づいて、保険会社と折半です。この場合、2500-1500=1000で1000ドルが折半です。Coinsuranceが10%ですので、保険会社が払う割合が90%、自分が払う割合が10%となります。この場合、自分が払う金額は1000ドルの10%、1000*0.1=100ドルとなります。

もし、その後足を怪我して救急で手当てしてもらい、3000ドルの請求がきたとしましょう。すると、その年に請求された額の合計が5500(500+2000+3000)ドルとなります。この額はOut of Pocket Maximumの3000ドルを超えています。超えている分(5500-3000=2500ドル)に関しては、保険会社が全て支払います。その分は自分では支払う必要はありません。残りの500ドル(3000-2500)はDeductibleになるので、保険会社が90%を、自分が10%を払います。

他の例として、背中が痛くなり、整骨院に行ったとしましょう。受付でCopayを払ってくださいと言われたとしましょう。大体10から数十ドルをその場で払います。この場合、診療後に請求書が来ることはありません。受付でCopayをすでに払っているためです。

最後に

うまく解説できたかあまり自信がありませんが、大体こんなところです。病院から来る請求書にとりあえず払えばいい金額は書いてあります。保険の良し悪しを判断するのに知っておくのが大事かなと思います。読んでいただきありがとうございました。いい1日を。