旅行をあまりしないNY在住ソフトウェアエンジニアのクレジットカード布陣を紹介する
はじめに
こんにちは、今回はクレジットカードの布陣をシェアしてみようと思います。紹介用のリンクも貼っておきます。
日本語でシェアされているアメリカのクレジットカードの情報は、(主に日本に)頻繁に旅行し、米国外でクレジットカードを使用することが前提のであることが多いです。そういった用途が多い方はこれらの記事がとても参考になると思います。
私の場合、
- 飛行機を使った旅行は年1-2回
- 日本に滞在する場合1ヶ月未満が多い
- 車を持っていない
- 扶養する家族がいない
といった背景から、消費は額の大きい順から以下のカテゴリーに分けられます。
旅行用のマイルをためることはせず、これらの用途で最大限のキャッシュバックを得られるカードを持つことに力を注いでいます。
このうち、住居費はクレジットカードで払えない場合が多い(賃貸の場合は特に払える場合もあり)ので、クレジットカードの使用対象外とします。
また、海外旅行をほとんどしないので、米国外でのクレジットカードの使用にかかる手数料は考慮しないものとします。特に今はCOVID19によるパンデミックの最中なのであんまりメインの消費になっていないです。1、2年したら状況が変わるかもですが。
ビジネスカードは使ってません。が、考え始めています。
あと、おそらくこの布陣は現時点で最適解ではないです。探せばもっといいものがあると思います。まだまだ勉強中です。
持っているカードたち
これらをふまえ、私が今持っているクレジットカードは以下の通りです。
のちに説明しますが、最近は最初の二つしか使ってません。
American Express Blue Cash Preferred
年会費が$95かかるカードです。
初回6ヶ月のうちにAmazonでの買い物は20%キャッシュバックされます(キャッシュバックの上限は$200)。また、初回6ヶ月以内にこのカードを使って$3000分の買い物をすると、$200キャッシュバックされます。
普段の食料品の買い物は6%(上限$6000/年)、ストリーミングサービスの支払いが6%、乗り物の支払いの3%、ガソリンの支払いの6%、そのほかの買い物の1%がキャッシュバックされます。
これを上の消費のカテゴリーに当てはめると以下のようになります。
- 食料品 - 6% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
- 外食
- 日用品(主にAmazon)
- 電気/水道/電話 - 1% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
- 交通費 - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
- ストリーミングサービス - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
Amazon Prime Rewards Visa Signature Card
年会費無料のAmazonがChaseと提携して発行しているカードです。
ウェルカムボーナスでAmazonギフトカード$150がもらえます。
AmazonとWhole Foodsの買い物が5%キャッシュバック、レストラン、ガソリン、ドラッグストアでの買い物が2%キャッシュバック、その他の買い物が1%キャッシュバックされます。
これを上の消費のカテゴリーに当てはめると以下のようになります。
- 食料品 - 6% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
- 外食 - 2% キャッシュバック(Amazon Prime Rewards Visa)
- 日用品(主にAmazon) - 5% キャッシュバック(Amazon Prime Rewards Visa)
- 電気/水道/電話 - 1% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
- 交通費 - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
- ストリーミングサービス - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
American Express Blue Cash Everyday
年会費無料のカードです。上に書いたAmex Blue Cash Preferredの下位互換です。
普段の食料品の買い物は3%(上限$6000/年)、ガソリンの支払いの2%、デパートでの支払いの2%、そのほかの買い物の1%がキャッシュバックされます。
Discover It
Discoverが発行している年会費無料のカードです。
ウェルカムボーナスは無く、四半期ごとに5%のキャッシュバックを受けれる消費のカテゴリーが変わります。外食が5%のキャッシュバックになる時があるので、その時には使っています。
Apple Card
AppleとGoldman Sachsが提携して発行している年会費無料のカードです。カード会社はMasterCardです。
1~3%ほどのキャッシュバックが何かしらの買い物にあったはずですが、あまりImpressiveでなかった記憶があり、覚えていません。
私のクレジットカードの歴史と由来
ご覧の通り、5枚あるカードの内、実際に使っているのは2枚だけです。これには理由があります。
私が初めてアメリカで作ったカードがDiscover Itです。このカードのいいところは、審査の基準がかなりゆるいことです。当時クレジットヒストリーが全くなかった私でも作れましたし、周りの高校生や大学生でも作りやすいとの評判でした。
半年ほどしてから、クレジットスコアを伸ばすにはどうしたらいいかを考え、クレジットの許容枠/額を増やすことにしました。クレジットスコアには支払い履歴、使用率(許容額のうち、いくら使っているか、低い方がいい)などが関係してきます。クレジットの許容額を上げることで使用率を下げようと考えたわけです。この時点でAmerican Express Blue Cash EverydayとApple Cardを手に入れました。
American Express Blue Cash EverydayはDiscover Itに次いで、もしくは同じレベルで審査の基準がゆるいです。Apple Cardはその次に審査の基準がゆるい印象です。確か、この時点でクレジットスコアが720あり、Amazon Prime Rewards Visaにも申し込みましたが、リジェクトされました。
そこからさらに半年ほどして、クレジットスコアが750程度になったので、Amazon Prime Rewards Visaに申し込み、アクセプトされ、同時期にAmerican Express Blue Cash Preferredにも申し込み、そちらもアクセプトされ、現在はその二つを使っているという状況です。Amazon Prime Rewards Visaは審査基準が良くわからないと言われていて、スコアが800ある友人でもリジェクトされてたりします。ちなみにAmerican Expressは確かカードのUpgradeか何かのサービスがあって、クレジットヒストリーの長さを保ったまま、持っているカードより上のグレードのカードに交換できる、というサービスがあった気がします。私は普通に気づかず新しいのを申し込みました。。
まとめ
メインのカード二つでほとんどの出費をカバーしています。
- 食料品 - 6% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
- 外食 - 2% キャッシュバック(Amazon Prime Rewards Visa) OR時々5%キャッシュバック(Discover It)
- 日用品(主にAmazon) - 5% キャッシュバック(Amazon Prime Rewards Visa)
- 電気/水道/電話 - 1% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
- 交通費 - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
- ストリーミングサービス - 3% キャッシュバック(Amex Blue Cash Preferred)
外食と電気/水道/電話に有利なキャッシュバックがあるカードを探しています。
クレジットヒストリーがないという方は、審査のゆるいカードから初めて、スコアを上げつつ、よりキャッシュバックの多いカードに乗り換えていくのが王道だと思います。
審査のゆるさ(主観込み):
Discover It ≥ American Express Blue Cash Everyday ≥ Apple Card > American Express Blue Cash Preferred ≥(?) Amazon Prime Rewards Visa
紹介リンクたち
Discover It: https://refer.discover.com/s/hikarmn?advocate.partner_share_id=5831958717
American Express Blue Cash Everyday: http://refer.amex.us/HIKARM77MJ?xl=cp19
American Express Blue Cash Preferred: http://refer.amex.us/HIKARMYtsN?xl=cp19